中間マージンの発生しない直接施工の金額の安さは確かに魅力です。
しかし、何も金額の安さだけが直接施工のメリットではありません。
直接施工している業者に依頼することで、他にもさまざまな利点が期待できます。
手抜き工事のリスクが減る
直接施工の業者に作業を依頼すると、いわゆる手抜き工事のリスクが低くなります。
下請けや孫請けのようにいくつもの業者が関わると、間に入った業者が中間マージンを抜きます。
すると、実際に施工を担当する業者に渡る金額は少なくなってしまいます。
施工業者も商売ですから、赤字になるような工事は実施できません。
その結果、手に渡った金額の中でどうにか収めようと、できるだけ余計な施工を削ろうとするのです。
しかも外壁塗装は手抜きをしても、端からは見抜くことが難しいです。
塗装工事では下地処理から塗料を何回か重ね塗りして仕上げていきますが、重ね塗りの回数は外壁の状態から確認できません。
さらに、どの程度塗料を希釈して塗装工事を行ったか、塗料を乾燥させるまでの時間が適切かという判別も難しいです。
このように、なかなか手抜き工事をしてもバレないところがあるので、業者によっては手抜きに安易に手を出すところも一部あるのです。
一方、直接施工の業者の場合は中間マージンが発生しません。
ということは、お客様の支払った額がほぼそのまま施工業者に渡ることになります。
十分な資金がありますので、手抜き工事をする必要がありません。
思い通りの仕上がりが期待できる
直接施工業者に依頼した方が、自分のイメージ通りの外壁工事の仕上がりになる可能性が高いです。
これは、子どもの頃に行ったことのある伝言ゲームをイメージすると、わかりやすいです。
伝言ゲームの場合、間に何人も入ると、最初の伝言が正しく伝わらない可能性が高いです。
間に入っている人が伝言の一部を聞き逃すとか、勝手に自分で解釈することで、全く違った内容で伝わってしまうこともあるでしょう。
人数が増えれば増えるほど、そのリスクも増幅します。
一方、2人でやり取りすれば、まず間違いは起こりにくいです。
もし大手業者が下請けや孫請けに作業を任せている場合、要望は伝言ゲームのように伝わっていきますから、こちらの要望が実際に施工を担当する業者に正確に伝わらない可能性があります。
業者同士の伝達なら、大手業者で間に仲介業者が何人入ったとしても、ある程度正しく行われるでしょう。
しかし、お客様の希望する内容を書類にすべて記載しきれるわけではありません。
ちょっとしたニュアンスの違いで、自分のイメージとは異なる仕上がりになってしまう恐れがあります。
結果的に、満足できない仕上がりにもなりかねないのです。
直接施工業者であれば、実際に施工を担当する人と直に話ができます。
細かなニュアンスもしっかり共有しながら打ち合わせを進められるので、こちらの意図とは大きく異なる仕上がりになる可能性は低いでしょう。
満足度の高い仕上がりになる可能性が高いわけです。
クレームも直接言える
直接施工業者であれば、密にコミュニケーションをとったうえで施工を依頼できます。
ですから、自分の思い通りに仕上げてもらえる可能性が高いです。
とはいえ、100%完全かというと、その保証もできません。
いくら事前にしっかり打ち合わせを行ったとしても、こちらの要望が全部相手に伝わらないこともあります。
業者のミスで、仕上がりが異なることもあるかもしれません。
しかし、直接施工業者であれば、ダイレクトにクレームを先方に伝えられます。
もし、これがいろいろな下請け業者が入っていると、結局どこにクレームを出せばいいか、わかりにくいです。
一般的には元請け業者にクレームを入れて、元請け業者から施工業者にそのクレームを伝えることになります。
直接クレームが入れられないとなると、なんとなくモヤモヤした気分になるでしょう。
納得できないところがあったときに、直接施工を担当した業者にクレームを入れられれば、気持ち的にもスッキリするはずです。
業者も、もしヘタなことをすれば、直接お客様からクレームを入れられるのはわかっています。
そのプレッシャーの中で、失敗できないと緊張感を持って作業にあたるでしょう。
まとめ
直接施工業者に依頼すると、「お金がかからない」というところにどうしても目が行きがちです。
しかし、直に施工業者に話ができる、細かなニュアンスもわかって作業してくれる、手抜き工事のリスクが低減されるなど、他にもメリットはいろいろとあります。
横浜市戸塚区にある大津塗装は直接施工で請け負います。
コミュニケーションを重視し、お客様がどのような仕上がりを所望しているか、十分ヒアリングをしたうえで施工を始めます。
専門家が現地調査を行い、どのような塗装を行うべきか、専門家の観点からアドバイスします。
もし塗装工事を検討しているのなら、ぜひ大津塗装を検討してみてください。
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